診療案内
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※ページ内の料金はすべて税込です。
インプラント
インプラント治療とは、お口の中の機能回復と自然な審美性を追求した新しい治療法であり、歯を失った部分に人工の歯根を入れて、再び噛む機能を回復させる機能です。
インプラント治療のメリット
- 自分の歯と同じように噛むことができ、違和感がありません。
- 健康な歯を削る必要がありません。
- 見た目も自然で、口元を気にせずに食事やおしゃべりを楽しめます。
インプラント治療の流れ
インプラントに関する相談と説明。また、インプラント以外の治療法ではどんなものがあるのか、それぞれのメリット・デメリットを説明いたします。
病歴や健康状態に関する問診をします。口の中の検査、レントゲンや歯型の採取、写真撮影をします。
治療方針を定めます。計画の決定と説明をします。
外科処置としてあごの骨にインプラントを埋入。2~6ヶ月後、インプラントの上部に人工の歯を作るための型を取り、パーツの取り付けなどを行います。
仮の歯を入れて、歯肉を整えます。
自分の歯に似た人工の歯をセットして完成。
ホワイトニング
当医院ではご自宅でできるホワイトニングを取り扱っております。歯科医師の指導を受けご自宅で行っていただき、白い歯を取り戻します。温度の薄いジェル(ホワイトニング剤)を長時間歯面に当てて、ゆっくり、やさしく、持続的に脱色します。ジェルの成分(過酸化尿素)はもともと口腔内の消毒に使われていたものですから、安全で歯の構造を変えずに、歯が白くなります。その安全性については、FDA(アメリカ食品医薬品局)、ADA(アメリカ歯科医師会)でも認められております。
費用
まずは診察からになりますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
- (初回)上顎のみ・下顎のみ(トレー1個+ジェル材4本セット)¥11,000
- 上下セット(トレー2個+ジェル材4本セット)¥15,400
- ジェル材のみ(1本)¥1,650
審美歯科
審美歯科とは、単に歯を白くすることではありません。歯肉の状態(色、形など)、歯並び、補綴物の美しさなどのすべてがトータルに美しく健康的になることであります。また、機能的にも良い状態であることが重要です。当院では、美しい口元を作るために、ホワイトニング(歯の漂白)、矯正、インプラントなどを1人1人にあわせてコーディネートしています。
義歯治療
歯を失ってしまうと、その機能改善のために第1選択として、入れ歯のお世話になる場合があります。当院では、患者様1人1人のお口に合った、より違和感の少ない、よく噛める義歯を作製することに努力を惜しまず、日々研鑽を深めております。
義歯治療の流れ
一般的に入れ歯の治療を進める場合、下記のような手順で行います。痛みがある場合は、まず痛みをなくし、痛みがない場合は患者さまの気になるところや希望をお聞きします。検査のため全身の状態やレントゲン、お口の模型、お口の写真、歯周病検査など各種資料の採取をいたします。
患者さまの主訴(例:噛むと義歯の部分が痛い、バネが見えないようにしたい)をもとに、治療方針の確認をしていきます。バネをアタッチメントにし審美的に良い義歯に整えたり、検査用模型で現在の噛み合わせの状態を確認したり、抜歯が必要か不必要かの確認をします。必要があれば模型でのシミュレーションも行います。
患者さまとの治療方針を確認後、治療を行います。
保険外による義歯
当医院では保険外でもさまざまな義歯を扱っております。
リプロデンチャー
バネを目立たなくしたい場合は、「リプロデンチャー」がおすすめ。今までの義歯はほとんどが銀色のバネ(クラスプ)を歯に引っ掛けて、義歯を固定していました。リプロデンチャーは溝となっている部分をシリコンで埋めて、口腔内にピッタリ密着させることにより、金具がなくてもしっかり固定させます。金属アレルギーの方にもおすすめです。
費用 ¥110,000~¥220,000
※部位や大きさによって異なります
リプロデンチャーの特徴
金具がないので、目立ちません。臭いもつきにくく変色しにくいメリットもあります。食べかすも入りにくく、総入れ歯の場合はハイグリップにより吸着力がアップし、しっかり噛めます。特殊加工(特許取得済)でリプロシリコンを密着させることにより、残存歯と入れ歯との隙間やアンダーカットを密接にカバー。ソフトで痛みがなく、維持力に優れています。また、積層構造によってチェアサイドでの簡単な修理が可能です。リプロプレートの改良により適合性と耐久性がアップし、安全にお使いいただけます。
- リプロハイグリップ金属床
ハイグリップにより吸着力、審美性、機能性ともに優れているワンランク上の金属床。
- リプロハイグリップ床
新発想の凹凸により、吸着力が大幅にアップ。顎堤の骨吸収が進行した症状にも、吸着力を発揮します。
- リプロシリコン裏装
保険義歯にもリベース可能。特殊技術ではがれにくく、ソフトな弾力が好評です。金属アレルギーの方にはこちらがおすすめ。
磁力式義歯
入れ歯のガタつきを治したい場合は、「磁力式義歯」がおすすめ。残っている数本の歯と装着する入れ歯に専用の磁石を取り付け、入れ歯を安定させます。取り外しが簡単で、小さいながらも強力な磁力で、ぴったり固定されよく噛めます。抜かなければいけないと諦めていた歯を利用でき、シンプルな構造なので、お手入れが簡単。バネがないので、見た目も自然です。総入れ歯の場合はインプラントと併用して義歯を入れられます。
費用 ¥110,000~¥220,000
※部位や大きさによって異なります
磁力式義歯治療の流れ
まず、レントゲンで歯の診断を行います。グラグラしている歯が使えるかどうかを診断します。
残した残根に、磁石に吸着する「磁性金属」を取り付けます。
入れ歯側に「超小型磁石」を埋め込みます。磁石と磁性金属が吸着して、入れ歯を固定します。
磁力式入れ歯はよく噛めて着脱が簡単なため、アフターケアが容易です。歯科医の指示に従って定期検診を受けてください。歯根は有害な力がかからないため、次第に安定していきます。
高周波治療
- 抜髄
高周波は、細いところへ流れる特性があります。細いところは、電気抵抗が高いのでそこで発熱をします。この特性を活かしたのが高周波電気抜髄です。このように根管内にチップを挿入し通電を行います。この状態で細いところへ高周波が流れますので、根尖部分と側枝が一番強く発熱をし、歯髄が蛋白凝固します。この原理によって残髄もなく根管が滅菌されます。
- 感染根管
最初に根管内で通電をし、根管内を滅菌します。この際根壁にチップを沿わすことで側枝も滅菌できます。次にチップを穿通させ、病巣内の細菌に対して高周波の熱で細菌の減少をはかります。
- 歯周病
専用Pチップ (コーティングされて先端部1mmで通電)をポケット内に入れ細菌を減少させます。※通電時間は0.01秒から0.1秒と短い通電を繰り返し行います。高周波の熱を利用しますが秒数が短いため治療中の痛みはほとんどありません。
- 知覚過敏
知覚過敏を起こしている細管に高周波を通電して、熱により蛋白凝固させ封鎖させます。※最小の通電時間と最小の出力で行いますので、熱による歯髄への影響はないようです。
- インレー装着後の知覚過敏
接着不良で象牙細管にインレーが触れて知覚過敏を起こしている場合は、直後にインレーにチップをあて通電させます。触れている個所に電気が流れ、象牙細管を封鎖します。
- 疼痛緩和
感染根管・知覚過敏・術後疼痛・口内炎など高周波の温熱効果で痛みの緩和が図られるようです。高周波の特性として、細いところへ流れる特性がありますので、毛細血管へ高周波が流れ、その時熱になり除痛効果があるようです。
歯周病治療
歯周病は歯の表面に付くプラーク:歯垢(細菌の塊り)によって起こる、文字通り「歯の周りの病気」です。歯肉の炎症による出血、腫れを特徴とする歯肉炎と、歯を支えている歯槽骨が破壊される歯周炎に分けられます。世間一般で言われている歯槽膿漏は、成人性歯周炎をいいます。
歯周病治療の流れ
まず、綿密な検査を行って歯周病の実態をつかみ、原因を明確にし除去していく原因除去療法が基本です。初診時には、プラークの付着状態、ポケットの深さ、歯槽骨の吸収程度、歯の動揺、歯肉の炎症状態、咬合状態を検査します。それをもとに検査結果、処置内容を具体的にお話しし、治療に対し理解と同意が得られた方のみ治療を開始します。それでは、具体的な治療の進め方をご紹介します。
必要な場合に行います。歯肉が腫れている場合の切開、排膿、噛み合わせの調整、投薬などです。
プラーク除去の大切さをお話しし、患者さんのプラーク・コントロールの現状や、口腔内の状況を把握し、患者さんに合ったプラーク・コントロール法を指導します。
歯肉縁上の歯石を除去します。
ひと通り歯肉縁上歯石を取り終えたところで、歯肉がどの程度健康を取り戻しているか検査します。その結果が良好であれば、歯周治療はメンテナンスに移行します。しかし、予測した効果が得られなかった時は治療法について再検討します。プラーク・コントロールができていない場合、歯石の取り残しがある場合はもとに戻ってSTEP2~3を行います。歯肉縁下に歯石が存在するため炎症が改善しない場合、SRPを行います。
局所麻酔を行い、歯肉縁下の歯石を除去します。プラークや歯石によって汚染された病的なセメント質を除去して、歯根の表面を滑沢に仕上げます。
1回目の再評価検査時に良好な結果が得られない部位の改善状況を確認します。予測した結果が得られない時は、歯周外科手術を行います。
これまでの治療で治りきらなかった部位に対し歯周外科手術を行います。病気の原因が目で確かめられるよう、歯肉を切って歯槽骨からはがし、根の先の方や、根と根の間にこびりついて取れなかった歯石を除去し、滑沢にします。つまり、悪いところを直接目で見て徹底的に取り除くのです。歯周外科手術はこの他にもさまざまな術式があり、症状に応じて使い分けられます。しかし、どんなに新しい治療法を用いても、手遅れの歯周病は治療できません。
歯周病は治療が終わってからが肝心です。せっかく健康を取り戻したのですから、この状態を維持していくことが大切です。毎日のブラッシングと規則正しい生活、歯科医院による定期検診が必要です。お口の健康をいつまでも保ちましょう。
歯科矯正
悪い歯並びや噛み合わせを、きちんと噛み合うようにして、きれいな歯並びにする歯科治療です。しかし、きれいな歯並びにするために、歯を削って「差し歯」にすることは、基本的にはありません。矯正装置を通じて、歯やアゴの骨に力をかけてゆっくりと動かして、歯並びと噛み合わせを治していきます。歯が不揃いだったり、上下のアゴの歯並びがお互いにちゃんと噛み合わない状態を、専門的には「不正咬合」といいます。この不正咬合をそのままにしておくと、食べ物がよく噛めない、言葉が明瞭でなくなる、むし歯になりやすい、歯槽膿漏になりやすい、口臭の原因になる、アゴの関節に負担をかける、歯が折れてしまう、ケガしやすい、などの問題が出てきます。また、不正咬合を治すことで、自分の容姿に自信が持て、今までのコンプレックスを解消できることも、重要なことのひとつです。
歯科矯正治療の流れ
矯正に興味を持ったら、まずは情報収集からはじめましょう。当院では、初回のカウンセリングを無料で受けることができます。口元の悩みや矯正についての疑問を解決する絶好のチャンスです。
矯正の決意が固まってきたら、次は本格的な検査をします。今のあなたの状態や問題点を詳しく調べます。
むし歯の治療や歯磨き指導を終えたら、いよいよ装置が付きます。装置とは、歯を動かすワイヤーと留める器具のこと。これから朝夕生活をともにすることになります。
装置を付けたあとは、ワイヤーの交換などを行います。平均で3週間に1度「定期治療」に通っていただき、歯を動かしていきます。治療中は歯がとても着色しやすいので、来院ごとに歯のクリーニング(PMTC)をします。
矯正をスタートして1年半~2年、とうとう装置を外す日がやってきました。でもこれからの「メンテナンス」が一番大切。キレイに生まれ変わった歯並びを長くキープできるように、半年~1年間は食事の時以外、以後1年間は夜のみ、保定装置で歯を固定します。これを怠ると歯は簡単にもとの位置に戻ってしまうのです。
予防歯科
当院では、むし歯や歯周病を治療していくだけでなく、「ならないようにする」予防歯科を最も重要視しています。患者さんがむし歯や歯周病になりにくい口腔内環境を作っていくため、スタッフが患者さんとともにお口の中の状態を調べていきます。お口の中は1人1人違いますので、各患者さんに合わせて進めていきます。
予防歯科の4つのポイント
- むし歯の原因菌の除去
むし歯の原因菌がいなければ、いくら砂糖を食べても、歯を磨かなくてもむし歯はできません。したがって原因菌を減らす、または除去する必要があります。
- フッ素
「むし歯」を自然治癒させるためにはフッ素が必要です。ただし、フッ素は毎日必要です。
- 食事療法
「むし歯」や「歯槽膿漏」は、食生活の変化から生じた疾患です。食事から予防していきます。
- PMTC
PMTCとはプロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニングの略称です。歯に定着して個人では落とすことのできない汚れを落とします。歯の表面を顕微鏡レベルまで汚れを落とすと、歯垢が付いても簡単に取れます。
小児歯科
小児歯科とは、ただ子どものむし歯を治療するだけではありません。子どもというのは単なる小さな大人ではありません。日々、心も体も成長します。この成長をふまえたうえで、小児科医の専門性を持って治療を行っています。当院では歯がはえはじめてから、永久歯にはえかわるまでを原則としています。
予防のために・・
- 食事は規則正しく
ダラダラ食べさせるのはやめましょう。おやつは時間を決めて2回以下にする。寝る1時間前には食べないこと。
- 歯磨きはきちんと
10才までの子どもには、お父さんお母さんが最後の仕上げをし、仕上げにフッ素入り歯磨き粉を使いましょう。歯と歯の間はデンタルフロス(糸ようじ)を使うと効果的です。
- キシリトール入りのガム
酸が唾液によって中和されます。よく噛んであごの発育も助けます。
- フッ素の利用
歯質の強化。酸の産生を抑える。(歯磨き剤、フッ化物溶液で洗口、歯面へのフッ化物添布)
- シーラント
むし菌は溝が大好きです。生えてきたての永久歯はとてもエナメル質が弱いので、溝を埋めて歯が溶けるのを防ぎましょう。
- 噛み合わせの確認
下顎が上顎より前に出ているかな?と思ったら、すぐに歯科医に相談しましょう。(反対咬合)